塩の種類について

今週の心と身体の健康情報は
「塩の種類について」
です。





6月の健康情報で、「天然塩が足りないと病気になる」という記事をお伝えしました。


塩は様々な種類があり、ミネラルの含有も
変わってきます。

それは健康にも大きく関わってきますので

今回の健康情報は「塩の種類」について
お伝えします。

ちなみに、
ミネラルが不足すると
子どもは発達障害、偏食、成績不振など影響を及ぼし、
大人は、冷え性、うつ病、肌荒れ、口臭など、様々なことに影響があります。


塩は大きく分けて、3つに区分されます。

1自然塩
①天日塩
②平釜塩
③岩塩

2 再生加工塩

3 精製塩



それではそれぞれ説明していきます。

1 自然塩
①天日塩
海水を太陽熱と風力だけで
水分をとばし結晶させたものです。


②平釜塩
天日干しの途中から平釜で煮詰めたものです。


③岩塩
地殻変動によって海が隆起し 
これが干上がって出来たもので 
世界の塩の2/3が岩塩と言われています。 

岩塩はミネラルが多い印象がありますが
実は海塩に比べてミネラルは少ないです⤵️


 
2 再生加工塩
輸入原塩(メキシコ・オーストラリア等の天日塩)
を日本で水又は海水に溶かして作ったものです。

にがり等を人工的に加え、ミネラル分を調整して 
再結晶させたものもあります。

原塩を海水で融解加熱した際にミネラル分が失われ、辛味が強くなるので、にがりやミネラルを加えて成分調整を行います。

伯方の塩、シママースなどはこの製法で
作られていて、比較的安価で購入できます。


 



3 精製塩
「イオン交換膜法」という製法で、
「塩化ナトリウム」だけを海水から取り出して
99%以上純粋な塩化ナトリウムを精製したものです。

現在、日本で造られている塩の90% 以上は、
このイオン交換膜製塩法によるものです。

形は均一ですがミネラルなどの栄養素を
含んでいません。



「塩分摂りすぎに注意!」

という言葉をよく聞きますが 
それはこの精製塩を指します。

天然塩はこのフレーズは当てはまりません!



結論として
ミネラルの含有が多い、自然塩(天日塩、平窯塩)の摂取をお勧めします!

とにかく、現代では野菜など食品全般のミネラルが少なくなっているので、確実に塩からミネラルを摂取したいですね!