現代人の多くは軽い高山病!?

今週の心と身体の健康情報は
「現代人の多くは軽い高山病!?」
です。

呼吸については、過去に以下のことをメインにお伝えしてきました。

☑胸式呼吸よりも腹式呼吸

☑口呼吸よりも鼻呼吸

☑吸うことよりも吐くことが大事


今回は、「酸素」についてお伝えします。

私たちが生きるためには、いろいろなものが必要ですが、最優先で必要なものは何でしょうか?

食べ物は、3~5週間食べなくても生きていけると言われています。

水は、3~5日は摂取しなくても大丈夫と言われています。

では、「酸素」は、5分途切れると壊死が始まります。

つまり、最優先で必要なものは「酸素」です。




酸素を使って、細胞内にあるミトコンドリアが、ATPという活動エネルギーを生産してくれるので、生きている訳です。




でも、食べ物や飲み物に気を使う人は多いけれど、酸素に気を使う人はトップアスリート以外、少ないと思います。

実際、酸素を気にしなくても、生きていけるので、気にかける人は少ないです。

でも、ここが大きな盲点かと思いますが、多くの人が酸欠状態にあるということです。

肺が本来取り込める酸素の量の1/5~1/4程度しか取り込んでいないというデータもあります。

これはどういうことかというと、細胞の働きが鈍る、エネルギー不足になる、不調の原因になるということです。


もっと言えば、現代人の多くは「軽い高山病」と言えるのかもしれません。




高山病という症状を聞いたことがあると思います。

高山病は、低酸素環境によって生じる急性の呼吸・循環・中枢神経症状の総称で、「山酔い」とも呼ばれ、次のような症状があります。

☑頭痛

☑ふらつき感

☑食欲不振、悪心、嘔吐などの消化器症状

☑全身倦怠感や脱力感

☑立ちくらみやめまい

☑眠れない、息苦しい、何度も目が覚めるなどの睡眠障害



今の時代、姿勢が悪かったり、過度のストレスが重なったりすると、呼吸浅くなり、酸素が不足しますし、
さらにマスクする機会が増えると、もっと酸素が不足し、不調となる方が増えると思います。

健康とは、細胞が元気になることと言えると思います。

そのためには、1日1分でもいいので、しっかり深呼吸することです。




1回深呼吸すると、身体の隅々まで酸素が行きわたることを実感できると思います。


深呼吸するたびに、細胞が喜び、元気になるというとんでもない効果がありますし、
いつでも、どこでもできて、しかも無料です。こんなコスパのよい健康法はないと思います😊