不調の原因は姿勢の悪さ!?

今週の心と身体の健康情報は
「不調の原因は姿勢の悪さ!?」
です。
 

不眠、疲労感、めまい、胃腸の不調、食欲不振、動悸・息切れなどでお悩みの方
はいらっしゃいますか?


当院にお越しいただく方でもこのような症状でお悩みの方は結構いらっしゃいます。


このような症状がある場合、
一般的には、
「ストレスが原因で自律神経が乱れている」
という見方が多く、
「ストレスが原因だから仕方ない」
と諦めてしまう方も多いように感じます。



確かにストレスは自律神経に影響を与えるので
その通りですが、
自律神経の乱れの原因はそれだけではありません。


意外かもしれませんが、
「悪い姿勢」
が原因というケースも多いのも事実です。





どういうことかというと、
人間の身体は。頭蓋骨から骨盤まで
頚椎・胸椎・腰椎など脊椎という骨
(一般的に背骨と言われています)
でつながっています。

その脊椎(背骨)の中を脊髄という
神経の束が通っていて、脳から送られた
命令を身体全体に伝えます。





つまり、脊椎(背骨)は、人間の姿勢を
支える重要な役割があるとともに
全身に命令を伝えている神経を守る役割が
あるのですね!


このため、姿勢が悪いと、脊椎が歪みや
ズレが生じ、その中を通る神経(自律神経)
が圧迫されて、正常に機能しなくなり
不眠、疲労感、めまい、胃腸の不調などが
発症します。


さらに姿勢が悪いと、肺が潰されたり
呼吸筋の機能が低下し、呼吸が浅くなり
身体全体が酸欠状態となり、細胞内にある
ミトコンドリアが十分な活動エネルギーを
作り出すことができず、
免疫力が低下したり、十分な睡眠をとったにも
関わらず、疲れがとれない身体になります。

そこに強いストレスが加わることで、常に交感神経が優位な状態が続き、負のスパイラルになり、痛みや病気になりやすい身体になります。


身体が歪んでくると、そのサインとして、首・肩・腰・ひざなどに痛みが現れます。
また、胃腸の違和感や、嚙み合わせの悪さなども歪みからくるケースがあります。



※面白いほどわかる自律神経新常識より




こうした不調を抱えている方が結構
いらっしゃると感じていると同時に、
「このような不調は年齢だから仕方ない」
と諦めている方が非常に多いように思われます。

不調になるには、必ず原因があります。

悪い姿勢を正す(歪みをとる)だけで
不調が改善されるケースは本当に多いので
不調の原因を年齢だけのせいにしないで
ほしいなーと思っています。


24時間、正しい姿勢を維持するのは無理ですが
時々、自身の姿勢を意識して、姿勢を正す習慣を
身につけることをおすすめします。

そうすると、少しずつ、姿勢を気にする
時間が増えて、姿勢が良くなっていくと
思いますし、いつの間にか不調が
軽減・改善されていくかもしれません😊


最後に下の写真を参考に姿勢をチェックしてみましょう!

※面白いほどわかる自律神経新常識より