発熱は大切で必要なこと!?

今回の心と身体の健康情報は
「発熱は大切で必要なこと!?」
です。

先々週の森の家通信で、私が体調を
崩したとお伝えしたところ、
ご心配をいただきまして、
ありがとうございました。

中には、「米澤先生も体調を崩すのですね。
安心しました」というご連絡もいただきました。
ありがとうございます。

実は、先々週の森の家通信では、
あえて私が体調を崩したことを
お伝えさせていただきました。


それは、心配してほしいからではなく(笑)
誰でも体調を崩すということを知って
いただきたいと思ったからです。


また、体調を崩し、発熱することは
悪いことではなく、大切で必要だと
思ったからです。 

※もちろんずっと体調を崩されている方などは違うケースとなりますが、ここでお伝えしたいのは、一般的な話です



体調を崩し発熱することは、一見、
悪いイメージで嫌なことですよね。


「熱が出れば難儀だし、ずっと寝ていると
腰が痛くなるし、喉が痛くなり、
ご飯も食べれないし、家族や職場にも迷惑かかる……など 本当に大変でできれば避けたい💦」

これは、「自分の脳の立場」からの視点です。



今度は、「身体の立場」から見てみましょう。
「ウイルスや細菌に感染してしまった! 
身体を守るために発熱して、白血球の働きを
強めて、ウイルスや細菌と戦おう!」



次に「心の立場」から見てみましょう。
「やっと休めた!」
「この人がんばり屋さんだから、体調を崩さないと強制終了(休むこと)できないからなー」
「これ以上動いていたら病気になり入院確定だったから、良かった」
「もっと自分を大切にしてほしい」


最後に「科学的な知見」から見てみると
下表のとおり、発熱することで
ガン細胞が消えます。
つまり、発熱により健康な状態にしていると
いうありがたいシステムです。



また、低体温の人がガンが発症しやすいと、
免疫学の権威・故安保徹先生が言っていますが、
低体温の人ほど発熱しやすく、自分の身体を
守っているということになります。


このように、いろいろな立場から見ると、
違った一面が見えてきますね。

発熱が連日続くようであれば、
受診の必要があるかもしれませんが、
「発熱は大切で必要なこと」という
一面があるということを知っていただければ
自分を責めたり、焦ったりすることは
ないと思います😊