こんばんは。
いつもブログを読んでくださり
ありがとうございます。
今夜のメッセージは
「正しさとは？？」
です。
熊本県にある幣立神宮の神官さんの言葉です。
「日本には神道がありますが、他の宗教と
決定的に違うものがあります。
それは、キリストのような指導者がいません。
また、バイブルのような教えがありません。
もっと言えば、善悪という考えがないので、
そもそも「正しい」という
考えがありません」
古来、日本では正しいという言葉の代わりに、
「美しいか、美しくないか」
という価値基準があったそうです。
それが江戸時代になり、
「粋か、野暮か」
という価値基準となったそうです。
江戸時代は、粋が野暮という価値基準で
生きていたためか、争いや悪人が少なく
今でいう警察官がとても少なかったそうです。
今は「粋か野暮」という言葉は
使われなくなり、いつの間にか
「正しい、間違い」という世界に
なっています。
現実世界で生きるうえで、
「正しい、間違い」 という今の価値基準は
必要かもしれませんが、
あまりにも 「正しい、間違い」
に固執してしまうと、何か大切なものが
見えなくなる気がします。
「正しい」はあくまでも自分の価値基準であり、
他人は「別の正しさ」を持っていると思います。
「自分の正しい」 を相手に押し付けると、
争いの火種となります。
相手の「正しさ」も尊重できて、
さらに、私たちのDNAに刻まれている、
「粋か野暮か」
という価値基準で生きていけたら、
とても素敵だと思います😊
