今回の心と身体の健康情報は
「春の土用・4月17日
～5月5日までは体調に
気をつけて！」
です。
土用といえば、夏にうなぎを
食べるイメージがあると思いますが、
実はこの土用は年4回（春、夏、秋、冬）・季節の変わり目にあり、体調を崩しやすい時期でもあります。
実際、この土用の時期になると、何となく体調を崩したり、メンタルトラブルになる方が多いと整体師として実感しています。
今回の心と身体の健康情報では、
1 土用とは？
2 春の土用の期間
3 土用の期間に注意すること
4 土用期間におススメする食べ物
をお伝えします。
１ 土用とは
前述のとおり、土用は年4回あり、
立春、立夏、立秋、立冬の直前の
約18日間のことです。
「土用」は「土旺用事（どおうようじ）」
の略で、
「土が旺（さかんに）なり
用事（働き）をする」
という意味で、
つまり、
「土が最も働く時期」
ということになります。
「春分」「夏至」「秋分」「冬至」
などの二十四節気は、中国で作られた暦で、
それが日本に伝わってきたようですが、
その二十四節気だけでは日本の季節の
変化を十分に反映できないため、
日本の季節に合わせ、新たに作られたのが、
「雑節」
です。
この土用は節分や彼岸、八十八夜、
入梅などと同じ「雑節」の一つとなります。
私たちの先人・ご先祖様が、経験を基に
作られていて、今の私たちに残してくれた
大切なメッセージであると思います！
２ 春の土用の期間
4月17日～立夏の前日（5月5日）
３ 土用の期間に注意すること
例えば、気圧が大きく変化すると
頭痛になる人がいるなど、
私たち人間は自然界に大きな
影響を受けています。
この土用の時期は土が最も働く時期
ということで、土の気の影響を受けます。
また、季節の変わり目でもあるため、
「気の状態が不安定」となり、
体調を崩しやすくなったり、
メンタルトラブルになったりする
ので、
できる範囲で無理せず、ゆっくりしていたり、
「土用だから仕方ない」と割り切ることも
大切だと思います。
なお、言い伝えとして、
この期間中には、土に関すること
（土いじり、草むしり、増改築、
地鎮祭）は避けた方がいいとあります。
※ただし土用の間日（春の土用であれば、4月18日、21日、29日、30日、5月3日）であれば問題ないとされています
４ 土用期間におススメする食べ物
①「い」のつく食べ物
いわし、いくら、いか、いちご、いも など
②白い食べ物
白米、豆腐、大根、かぶ など
