粋な生き方

こんばんは。

いつもブログを読んでくださり、
本当にありがとうございます✨

先日、音響振動機器・ヒーリングウェーブの勉強会などに参加するため、富山県に行ってきました。

その際、初の富山観光ということで、
北前船廻船問屋の森家、馬場家へ
行ってきました。



実はこの2家はまったく知らず、
たまたま近くにあったので
訪れたのですが、
実はこの森家、馬場家は凄い家で、
江戸時代から明治にかけて、
日本海で北前船といって、
船で交易し、多くの富と文化を築いたそうです。

両家とも建物が大きく、立派で
素晴らしかったのですが、
中でも私自身、一番響いたのが
「粋な生き方」
でした。


それは、
例えば、大きな居間があるにも
関わらず、畳が半畳しかない部分
がありました。
その理由は「(商売が)繫盛するよう」に
あえて半畳にしたとのこと。




さらに同じ居間では、畳の敷き方を工夫して、
「川が流れている」ような敷き方をしていました。




また、廊下板はお金が入るように
「入」の字に張っているとのこと。



欄間も鳳凰だったり、
ひょうたんの形だったりと、
素敵でした。






当時の人は、
「心の余裕というか、
遊び心を大切にしていて、
粋な生き方をしていた!」
と感心し、心に響きました。


現代では、
≪とにかく無駄なく、効率的に≫という
傾向にあると思います。
このため、このような作りは
なかなかないと思いますが、
一見、
無駄な事、非効率的なことが
気持ちの余裕に繋がり、
心の豊かさに繋がる
と思いました!