皮膚は人体最大の臓器・ 知っておきたい役割

今回の心と身体の健康情報は

「皮膚は人体最大の臓器・
知っておきたい役割」
です。

今週から《皮膚》について
お伝えしていきたいと思います。


その前に、なぜ皮膚をテーマに
しようかと思ったきっかけがあります。


それは、先月、母が水分摂取が
足りないことが要因となり、
10日ほど便秘が続きました💦

その結果、お腹が膨らみ、
そして背中側まで膨らみ、
腹痛・背中痛という症状が出て、
顔色も悪くなり、
母が住む地域では大きな
病院に行きました。


その病院で、血液検査が終わり、
受診までかなりの時間待ち、
いざ受診となったら、
その担当医さんは、

触診もせず、パソコンの血液検査の
データーを見ながら

「血液検査で異常はありません。
便秘薬を出しておきますね」

と数分で終わり。

血液検査で異常はないかも
しれませんが、母は痛みで
苦しんでいます。


その話を母から聞いて、
すぐに近くの内科に
行くことにしました。


そのお医者さんは、
母と向き合って、触診して、
お腹の脹れ具合を確認
していただきました。

そして、看護師さんから
浣腸もしてもらい、
数日で便秘は解消されました。


私自身、母もそうだったと思いますが、
この「触診」でかなり不安感が消えました。


今の医療現場は、患者さんの
顔色をみたり、目をみたり、
触診、聴診などをせず、
データー重視する風潮なのですね(驚)

※血液検査を否定している訳ではありません。
 血液検査で異常がなかったので、それはそれで安心しました😊


そんな経緯があり、
「触れる」
「皮膚」
など大切だな~と思っていたところ、
いろいろな情報が集まってきたので、
お伝えさせていただきたいと思います。



では、皮膚の話に戻ります。

皮膚は、日本人の成人の平均で、
畳1枚分、体重の約16%を占める
人体最大の臓器とも
言われています。




呼吸もそうですが、
皮膚も当たり前にあるので、
「皮膚スゲー!」とは
あまり思わないですが、
実はスゴイ感覚も持っていて、
「第2の脳」とも
言われています。




一般的に知られている皮膚の働きとしては、
次のような6つの主なはたらきがあります。

保護作用
体外からの刺激(機械的・物理的な外力、化学刺激物質、微生物、紫外線など)から体を守るとともに、体内からの水分喪失を防ぎます。


分泌作用
皮脂や汗を分泌します。皮脂腺から分泌される弱酸性の脂(皮脂)は、皮膚の乾燥を防いだり、細菌の繁殖を防いだりする役割を担っています。


体温調節作用
暑いときには汗を出して体温の上昇を防ぎ、寒いときには立毛筋を収縮させて体温が奪われないようにします。


貯蓄作用
皮下に脂肪を蓄える作用をもちます。


排泄作用
体内の老廃物を汗腺から汗として体外に捨てる作用をもちます。


知覚作用
触覚や痛覚、温覚・冷覚、かゆみなどの感覚をとらえる役割もあります。



※この6つの働くは、第一三共ヘルスケアHPより転載させていただきました。



この6つの働きだけでも
かなりスゴイと思いますが、
この働き以外に、皮膚には

「光や色」を感知する

「香り」を感じる

「音」が聞こえる
などの感覚があったり、

肌に触れることで、
心やメンタルが変化する
自律神経が整うなど、
心にも大きな影響がある臓器
であることが最新の研究で分かってきています。


次回は、6つの働き以外の
スゴイ感覚をお伝えしていきます。