心と身体の健康情報(身体の中心感覚・丹田のチカラ(その1))

■心と身体の健康情報

今回の心と身体の健康情報は

「身体の中心感覚・
丹田のチカラ(その1)」
です。



先週の森の家通信で、
今、最も意識しているのが
「丹田に息を送り込むこと」
とお伝えしましたが、
いろいろ調べたら、
やはりこれは凄そうです!



Google先生で、
「丹田」を調べると


“丹は不老不死の薬

田はこれを生産する土地

つまり、ここに力を入れれば、

健康と勇気

を得るとされる“

とあります。



丹田の場所は、
お臍より少し下の辺り(指4本分下の部分。
書籍によっては、指3本分とも言われています)



そう、
丹田は
身体の中心にあります。



しかも、超重要な骨である
仙骨と向かい合わせです!

※昔は神骨と言われていた
この仙骨も凄いのですが、
話がそれるので、
仙骨の話は別の機会に😊



レオナルド・ダ・ヴィンチが
描いたとされる
「ウィトルウィウス的人体図」
を見ても
身体の中心が丹田にある
ことが分かりますね。





日本は「肚(はら)」の文化とも
言われています。


この肚の文化は
戦乱の時代にできたようです。


吉田始史著
「丹田を作る!丹田を使う!」
では、
以下のことが
書かれています。




戦乱の時代に
度胸や、物事に応じない精神を持つことに
価値観が置かれ、
いわゆる「肚」の据わった状態が
理想で、
「肝っ玉が据わる」
「腹が太い」
「豪胆」
「胆力」
などの言葉が生まれた。




それが、
時代とともに、
肚から胸へ、
そして頭へ移動します。


「胸騒ぎ」
「胸糞悪い」
「胸が熱くなる」
「胸が痛む」


「頭が切れる」
「頭打ち」
「頭が上がらない」





う~ん、
意識が時代とともに、
身体の中心である、
肚・丹田から、胸や頭に移って
きたんですね。

何となく感覚でわかる気がします!


このため、身体のバランス状態が
悪くなり(中心感覚のズレ)、

先週お伝えした、
米俵300㎏を担ぐ、スーパーおばちゃん
のような、力が発揮できなくなったと
思われます!



また、最近、
キレやすい人が
続出していますが、
これも、身体の中心感覚ズレ
からきているのではないかと
思うんです。




呼吸が浅くて、
丹田まで息が届かないと、
出来事に対して、
瞬時に頭(脳)が反応し
相手を想う気持ちができず、
即、キレてしまう。

自論ですが、
自分のことで当てはめてみると 
あながち間違いではないかと💦


丹田の凄さはまだまだ書ききれませんので、
来週以降、しばらく続きます。


最後に、
日本の心療内科の基礎を築いた
草分け的な医学者
池見酉次郎(ゆうじろう)博士は

「肚の文化が
人類を救う」

と言っています!





丹田が人類を救う!?

壮大な話になってきました(笑)