心と身体の健康情報(なぜ深呼吸が身体にいいのか??(その1))

いつもブログを読んでくださり、
ありがとうございます。

今回の心と身体の健康情報は
「なぜ深呼吸が身体にいいのか??(その1)」です。


突然ですが、「横隔膜」ってご存じでしょうか?

実はこの「横隔膜」が≪健康≫にかなり重要な役割があるんです!

膜という字が使われていますが、
膜ではなく、腹部の内臓をすっぽりと覆うパラシュート型の筋肉です。


※青の部分が横隔膜です。





肺は筋肉がないので、自分で膨らんだり、縮んだりすることができないため、
肺だけでは、呼吸はできません💦


呼吸できるのは、この「横隔膜」と、
肺の周りにある筋肉によって、
呼吸が可能になります。

「横隔膜」、地味な存在ですが、超重要な筋肉です!



※横隔膜で呼吸ができる仕組みです。

※画像はネットからお借りしました。




また、この「横隔膜」は、全身の血流を増すポンプの役割をしています。

心臓が血液を循環させるポンプというのは、よく知られていることだと思いますが、

実は、心臓は血液を力強く送り出すポンプですが、
血液を吸い込む力はありません。

全身で作業を終えた静脈血が戻ってくるのを待って、始めて送り込める仕組みです。

要は、戻ってきた血液の量しか、全身へ血液を送り出せません。

そこで重要なのが「横隔膜」の登場です。

先ほど、腹部の内臓をすっぽりと覆うパラシュート型の筋肉とお伝えしましたが、

深呼吸をして、深く息を吐くと、このパラシュートが収縮して、
内臓がギュッと圧縮されます。

これが、内臓(胃、腸、肝臓、腎臓など)のマッサージとなり、
あらゆる組織に刺激が行き渡り、
静脈血がすみやかに心臓に戻ります。

このように、
深呼吸することにより、
横隔膜の働きがよくなり、
内臓に適度な刺激が行き渡り、
血流がよくなります。


また、深呼吸で内臓のマッサージ作用が働き、
内臓の疲労軽減にもなり、
身体の疲労回復につながります!

さらに、前回お伝えしましたが、老廃物の70%は呼吸を通して排出されますので、
深呼吸で、身体の血管、組織が若々しく保たれます🥹





次回は、深呼吸でなぜ自律神経が整い、メンタル面にいいのかを
お伝えいたします。


少しでも参考になれば幸いです😊