健康情報(腰痛の原因と仕組み、対処方法(その1))

今回の健康情報は、腰痛の原因とその仕組みについて、お伝えします



最近、当院にお越しになるお客様、腰痛の方が急増しています。


実は腰痛は日ごろの生活で、ちょっと気を付けることで、防げるケースがありますよ!



■腰痛の原因
腰痛の原因は主に3つあります。
 ☑骨盤の歪み
 ☑冷え
 ☑運動不足


当院に来院された方の多くが実感されていると思いますが、
骨盤矯正で歪みを整えると、腰痛が軽くなったり、腰痛がなくなります。



※※※※ただし、妊婦さんや、自律神経が乱れている方、多くのストレスを抱えている方などの腰痛は違った要因もあるため、例外はあります。※※※※



でも、骨盤矯正で腰痛が軽くなっても、残念ながら、腰痛が再発するケースがあります。


状態が悪いと、数日後(もっと状態が悪いと翌日)には、腰痛が再発します。


これは、歪みだけでなく、他にも要因があるためです。

なので、他の要因を知り、日ごろの生活習慣を少し変えるだけで、腰痛が防げるのです。


その要因とは、前述のとおり、次の2点になります。
  ☑冷え
  ☑運動不足

それでは、どうして腰痛になるのかをみていきましょう。



■腰痛の仕組み



 

上図は「歪みと身体の不調の関係について」のイラストで、左側が腰痛などの仕組みを表したものです。


腰痛の仕組みとして、
【①骨盤などが歪む】

   ↓

【②血行が悪くなる】
 歪みにより、血行(血流)が悪くなると、循環して身体の各部を温めていた機能が低下し、乳酸などの疲労物質が押し流されずに筋肉に溜まって、だるさや痛みなどの不快な症状を引き起こします。

   ↓

【③身体が冷える】
 歪みにより血行が悪くなると、お身体が冷えます。
これは当院にあるサーモグラフィカメラで撮影しても100%確実に分かることです。
また、外的要因も大きく、エアコンや、軽装、冷たい飲みもの、サンダル履きなども身体の冷えの要因となります。
意外ですが、ビーガンの方も身体が冷えている方が多いです。

   ↓ 

【④筋肉が硬くなる】
 身体が冷えると、熱を逃がさないようにするため、筋肉を収縮させます。そのような状態で急に腰を動かそうとしてもすぐに伸びず、痛みを引き起こします。

   ↓

【①骨盤などが歪む】
≪以下、同じ流れ≫
 


このような一連の流れで、腰痛を引き起こしますので、
一つだけ(例えば歪みを調整する)を改善しても、腰痛を再発しやすくなるため、冷え対策や、運動を心がける必要があります。


なお、この絵を見て気づかれた方もいらっしゃると思いますが、腰痛だけでなく、肩こり、生理痛、風邪をひきやすい方、さらには頭痛の方も同じような原因で症状を引き起こすケースが多いんです。


次回は、腰痛の対処法を詳しくお伝えします!