健康情報(人生に悩んだら日本史に聞こう)

「人生に悩んだら日本史に聞こう」

久しぶりの配信となります。
ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
新潟市は田植えも終わり、田んぼに水が張られて、それが水鏡となり、とても素敵な風景となります。
1年で一番好きな田んぼの風景です。

さて、今回は、「人生に悩んだら日本史に聞こう」です。




いきなり唐突ですが(笑)、私が今読んでいる本を少しだけご紹介させていただきます。

その本のタイトルが「人生に悩んだら日本史に聞こう」なんです。

この本に出てくる人たちは社会の教科書で習った偉人が多く登場します。

例えば、豊臣秀吉、福沢諭吉、西郷隆盛、吉田松陰、北里柴三郎など。

学校では、例えば豊田秀吉の場合、織田信長没後、天下統一を成し遂げたとか、朝鮮出兵に行ったなど、事実を淡々と習っていたのみ。

※画像はネットからお借りしました


でも、なぜ農民だった豊臣秀吉が天下統一を成し遂げられたかは、学校では教えてくれませんが、この本は教えてくれました。

豊臣秀吉は『「今」を大切にしていた』人物だそうです。

先のことはあまり考えず、今、目の前にある課題を全力で解決する、どうしたら目の前の人に喜んでいただけるかということに注力していると、おのずと先が開けると。

織田信長のことを想っての行動(わらじを温めていた)が、次に繋がったのですね!


北里柴三郎は、ペスト菌を発見、破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した人物ですが、功績が素晴らしく、イギリスのケンブリッジ大学から、「細菌学研究所を創設するので、所長に就任してほしい」という依頼があったそうです。
しかも、待遇も破格!


※画像はネットからお借りしました


でも、北里柴三郎は、当時の日本の脆弱な医療体制を改善し、伝染病から日本国民を守りたいという強い意志があり、名誉もお金も選ばず、日本のために身を捧げたそうです。

しかし、当時の日本は伝染病の認知度が低く、十分なバックアップもなく、なんと失職したそうです!
でも、それを救ったのが、あの福沢諭吉でした!!

何故、福沢諭吉が登場したかといえば、、、、
これを書くとキリがないので、ここまでにします。


何だかこの本を読むと、社会の教科書に載っている歴史上の人物が、同じ人間としてとても身近な存在となり、苦悩しながらも、日本のために生きていたことが想像できる感覚です。


しかも生き方が「正しい、正しくない」という判断ではなく、今よく言われている「楽しいか、楽しくないか」という判断でもありません。

昔の人々は「粋か、粋でないか」という人生観だったようです。


今年は、自分にとって、その行動・その選択が粋かどうかを問う習慣を取り入れていくと決めました。

今回はそんな本をご紹介させていただきました。


いろいろ悩んでいる方、本当にオススメです!!


多くの先人の方々は、後世の人・我々のことを考えて、歩まれてきました。

その想いを受け止めて、それを次の世代に伝えていく必要があるんだな〜と、このブログを書いていて感じました照れ