健康情報(免疫力を高める)

今回の健康情報は「免疫力を高める健康法」です。


緊急事態宣言が11都府県に発令され、さらに、テレビや新聞では、コロナによる医療崩壊が毎日のように連呼され、この先どうなるか見通しが立たず、より一層、不安感漂う世の中になっています。


前回もお伝えしましたが、このコロナ禍を過ごすには、感染予防が大事ですが、100%感染防ぐのは難しいため、自分でできることは、「免疫力を高める」ことだと思います。


そこで、今回は免疫力を高める健康法、しかもとてもお手軽な方法をお伝えします。


それは「爪もみ健康法」です。
爪をキュキュっともむだけで、免疫力が高まります。
これは、免疫学で高名であった故阿保徹先生も推奨されていた方法で、今回の記事は、書籍「免疫を高めて病気を治す「爪もみ」療法(福田稔/安保徹)」を参照にお伝えします。


しかも、この健康法は、自律神経を整え、免疫力を高めるだけでなく、「体温が上昇」して、「冷え性の改善」も期待できます。

私もこの記事をパソコンで入力しながら、爪もみをしていますが、身体がポカポカしてくるのを体感しています^^
 

では、具体的なやり方などをお伝えしますね。


手には内臓に直結したツボが多くありますが、爪の生え際の両角にある「井穴(せいけつ)」は、「自律神経のバランスを整える」ツボです。


過度のストレスや寒さなどで交感神経が優位になり、緊張状態にある人は、もう一方の副交感神経を刺激することで 自律神経のバランスが調整され、ストレス緩和や、病気の予防・症状改善が期待できます。


■もむ場所
もむのは、指の爪の生え際にある、両側の角で、あまり正確な位置にこだわらなくてもOKです。
以下の写真を参考にしてください。



■もみ方、もむ時間
反対の手の親指と人差し指で、両側からつまみます。一カ所を10秒間ずつ、「イタ気持ちいい」くらいの強さでギュッと押しもみしてみましょう。
 ただし、強くもみすぎて痛い場合はストレスとなり、逆効果となるため、要注意です。

 また、不眠でお悩みの方は、寝る前に行うと良いそうです。


■もむ順番・回数
特に順番はありません。
1日に、2〜3度でOKです。
ただし、やり過ぎはNGです。

■注意事項
「薬指は刺激しない」ことです。
 それは、薬指は交換神経のほうを刺激してしまうので、軽いうつや、だるさ・眠気などの場合に対処する場合を除いて、ふだんは刺激せずにそっとしておきましょう。

■参考
5本の指から生えている爪には、それぞれ担当する器官があります。参考までにお伝えします。

①親指:肺などの呼吸器
アトピー性皮膚炎、セキ、ぜんそく、リウマチ、ドライマウス、円形脱毛症、ガンなどに効果的

②人差し指:胃や腸などの消化器
潰瘍性大腸炎、クローン病、胃・十二指腸潰瘍、胃弱などに効果的
 
③中指:耳の症状
耳鳴り、難聴などに効果的

④薬指:ふだんはもまない!
軽いうつや低血糖、だるい・眠い等の症状に効果的

⑤小指:心臓や腎臓などの循環器
動悸、腎臓病、頻尿、肝炎、手足のしびれ、ボケ、不眠、メニエール病、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、老眼、頭痛、肥満、生理痛、子宮の病気、更年期障害、 脳梗塞、自律神経失調症、うつ状態などに効果的





今回はお金もかからず、今すぐお手軽にできる「爪もみ」健康法をご紹介させていただきました。


個人差もあり、上記症状がすぐに改善する訳ではないと思いますが、血行が良くなり、身体が温かくなるというのは、私自身体感しています。
免疫力を高め、コロナ禍を少しでも穏やかに過ごしたい方、自律神経の乱れでお困りの方、冷えでお悩みの方は、試してみてはいかがでしょうか😊